ゾーンディフェンスの強み!福岡大附大濠の強さの秘密
去年(2021年)の高校バスケのウインターカップで28年ぶりに王座を奪還した福岡大附大濠。
県大会の予選決勝で福岡第一に敗れてノーシードとなったものの、激選ブロックの全6試合を勝ち抜き優勝を果たしました。
この強さはどこからくるのか?
それは相手の良さを消すことができるゾーンディフェンスにあると私は思っています。
3回戦でのインターハイ王者の中部大第一との大一番を見ていて気づいたのは、インターハイで対戦し、相手チームの特徴を良くわかっていたから、ゾーンのほうが、マンツーマンより相手に応じてディフェンスの強弱がつけやすいということ。
どこを厚く守るか共通認識を持って、5人それぞれの特徴に合わせた距離の詰め方をしていける。
例えば、相手選手の得意のハイローに気をつけるとか、ウィングには3ポイントシュートを打たせないようにするとか、相手の良さを消すために守り方を具体的にすることができるのがゾーンディフェンスの良いところ。
また、相手チームに走らせると、勢いに乗らせてしまうことになるので、急いで下がってゾーンを敷いてブレイクを出させないこともできます。
そして、自分たちはブレイクをどんどん狙っていくことを意識して行うようにする。
相手がインサイドが強いようなら、ファウルトラブルにもなるのを防ぐ意味でもゾーンディフェンスが有効。
例えば2-3ゾーンディフェンスを敷くなかで、一人ひとりの能力が高い相手に対しては、ある程度ディフェンスを絞る必要が出てきます。
いずれにしても、ゾーンディフェンスの強みは、相手の良さを消すことができることです。
片峯太コーチが福岡大附大濠を率いるようになり、2014、17年にインターハイ優勝、ウインターカップでは13、14、17、19年と準優勝に終わり頂点まで一歩届かなかったのですが、2021の冬に悲願達成の優勝となりました。
なので、中学や高校でバスケットボールをやっている選手、指導者なら全員マッチアップゾーンディフェンスの極意を見て学ぶべきだと思いました。
一方で、他のチームには見てほしくないとさえ思いました。
バスケのゾーンディフェンスといっても、どういった練習、考え方、指導をすればいいのか、パッと分からないかと思います。
想像してみてください。もし、ゾーンディフェンスの技術や考え方、指導法を身につけることができるとしたら、あなたはどうしますか?
片峯太コーチの指導で効果的にチームのディフェンス力が強化され、身体能力の高い強い相手にも互角、それ以上に戦えるということが、これまでの実績が証明しています。
このマッチアップゾーンディフェンスの極意(DVD)を見て繰り返し取り組むことで、チームのデイフェンス力の強化、現在主流のゾーンオフェンスに対する対策、勝つための考え方や対応の仕方など手に入れられるんです。とても有用です。
今、補欠でレギュラーでなく試合にでれなかったり、いつもインターハイの予選で敗退する弱小チームだったとしても、まだゾーンディフェンスの練習のやり方だったり、考え方などを知らないだけなのです。
この最新の理論的ディフェンスの練習方法を駆使して、何度も修正することで、よりチームのディフェンス力や得点力もアップされていき、ついには各上の強いチームとも互角に渡りあえるようになるでしょう。
このマッチアップゾーンディフェンスを見た選手や指導者の方は、コロナ渦の中でもすでに取り組んでいるはずです。
なぜなら、このDVDを見た直後からすぐに取り組むことができるからです。
ライバルに差をつけられて悔しい思いをする前に、あなたもできるだけ早くに取り組みましょう。